フォードソンとニューホランド
ヘンリーフォードは、1908年に発売され、1927年まで基本的なモデルチェンジのないまま大量生産されたT型フォードで成功を収めました。
しかし、彼は、農業者の息子だったので車だけの成功には満足せずに、農場使用のためのトラクターの開発を開始したのでした。
1907年には「automobile plow」というプロトタイプが完成しましたが理事会の一部の反対により生産には到りませんでした。そのためヘンリー・フォード・アンド・サン・カンパニー(Henry Ford and Son Company)が設立され、フォードソン(Fordson)の名前でトラクター(Fordson Tractor)の製造を開始しました。この会社は1920年にこの会社はフォード・モーターに再統合されました
1917年に発売開始された大量生産型のフォードソンF型(Model F)は流れ作業の大量生産による安い価格で販売され、すぐに主流のトラクターになり人気となりました。米国で最初の10年間で単独で75万台のトラクタを販売しました。
アメリカ、イギリス、アイルランド、ロシアで生産され、インターナショナル・ハーベスター社との競争に直面する前の1923年にはアメリカ国内のトラクター市場で77%のシェアを得ていました。アメリカでのフォードソン・トラクターの生産は1928年で終了しましたが、イギリスおよびアイルランドでの製造は続けられました。
1986年に、フォードがスペリー・ニューホランド(農機具メーカー)の一部門を買収し、会社名をフォード・ニューホランドと改名してトラクターの生産を開始するのですが、1991年にはフィアットに再び売却され、再び、会社名はニューホランドに戻ったのでした。この時、フォードとフィアットとの間には2000年までにフォード名義の製品の生産を停止するという契約があり、1998年には、ついに、フォードの名前の付いたトラクターの生産は終わりを告げたのです。
<日本でのフォードのトラクター>
日本では、1950年にファーモール製の乗用型トラクターが輸入され、1952年には当時の北海自動車工業によりフォードソンの乗用型トラクターが輸入されました。
●日本ニューホランド株式会社
所 在 地 〒060-0001 札幌市中央区北1条西13丁目4番地
TEL(011)221-2130
FAX(011)221-2315
当時の北海自動車工業(現在の日本ニューホランド)が1952年にフォードソンの乗用型トラクターの輸入・販売の日本総代理店となりました。この会社は1970年には「北海フォードトラクター(HFT)」と社名変更し、1995年には「日本ニューホランド株式会社」社名変更しています。
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